【独学QC検定】OC曲線① OC曲線って?なに?

どうもわださんです。
前回の記事で二項分布がOC曲線に使われていると書きました。
では、そのOC曲線とはなに?って言うはなしです。

1.まずはOC曲線を見てみる

百聞は一見に如かずということで、OC曲線を見てみましょう。

グラフは、100本のシャフトを受入検査したときに、
合格判定数を1とした時のグラフです。

横軸が、部品の不適合品率
縦軸が、ロットが合格する確率

です。

例えば、部品の不適合品率が0.01(1%)とすると、
ロットが合格する確率が、73.6%だとわかります。

2.OC曲線の特徴

OC曲線にはどんな特徴があるのか見ていきましょう。

特徴1.検査数量でグラフが変わる

下図は合格判定個数Cはすべて1ですが、
検査数量nが30,50,100の時のグラフになります。
おなじ合格判定個数で、検査数量が変わるとグラフが変わることがわかりますね。

特徴2.合格判定数でグラフが変わる

次は検査数量nはすべて同じ100ですが、
合格判定個数cを1、2、3と変化させたときのグラフです。
同じ検査数量でも合格判定個数によりグラフが変わっています。

以上のように、
OC曲線は、「検査数量」と「合格判定個数」により決まる曲線であることがわかります。

次回はOC曲線の使い方をもう少ししていきます。
本日はここまで。最後まで読んでくださりありがとうございました。

【独学QC検定】OC曲線① OC曲線って?なに?” に対して2件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です