統計的推論(検定)のはなし④-有意水準の設定と統計検定量の選び方と計算
どうもわださんです。前回の記事からの少し時間が空いちゃいましたが、前回からの続きです。
今日は統計的仮説検定の 有意水準と統計検定量を設定していきます。
ここまでのおさらい
まずは問題のおさらいです。
前回までで、①の仮説の設定は終わっていおり下記の通りです。
前回の記事はこちら↓↓
有意水準を設定する
有意水準αを設定していくのですが、QC検定では基本的にα=0.05で設定されます。
有意水準の話はこちらの記事も参考にしていただければと思います。↓
統計検定量を選ぶ
ではどの統計検定量を使うか選択していきます。
今回求めたいもの(比べたいもの)は何かというと「その日のおにぎりの重量はいつもと同じか?」を言い換えて、「その日のサンプルのおにぎりの重量の母平均といつものおにぎりの重量の母平均は同じか?」と言い換えても良さそうですので、比べたいのは「母平均」です。
次に、母分散の情報もありますね。(母標準偏差を2乗すると母分散です)
少し強引に話を進めた感はありますが、とにもかくにも
・ 求めたいもの → 母平均
・ 母分散情報 →ある
ということで今回使う分布は正規分布で検定統計量は下記の赤枠となります。
(QC検定合格のためには、下表は覚えましょう。最悪、試験では選択肢が用意されているので、それを見て思い出せればOK)
統計検定量を計算する。
検定統計量を実際に計算していきましょう。
1.各変数の確認
2.検定統計量を計算する。
各変数の値が確認できたところで、検定統計量の計算をしましょう。
以上で検定統計量の計算は終わりです。次回は検定統計量を使ってp値を確認したいと思います。
本日は以上です。最期まで読んで下さりありがとうございました。
“統計的推論(検定)のはなし④-有意水準の設定と統計検定量の選び方と計算” に対して1件のコメントがあります。