正規分布、χ²(カイ2乗)分布、t分布の形状と使い方を確認しよう
どうもわださんです。
今日は正規分布、χ²(カイ2乗)分布、t分布がどのような形状とその使い方を確認していきましょう。
分布の形状を見比べる。
それでは各分布の形状を見てみましょう。
t分布と、χ²分布は自由度により形が変わるので、今回は自由度10のグラフを作りました。
標準正規分布とt分布同じような山の形をしていて、一見どちらも同じに見えます。また、0を中心にして左右対称となっています。
χ²分布は少し偏ったような形になります。(実際は自由度を変えていくと、正規分布のような山の形に近づきます)また、χ²値は0以上の値となります。
共通点:面積が確率を表している。
3つの分布において共通しているのは、面積が確率を表しているということです。
たとえば、標準正規分布であれば、『zが2以上になる確率は?』と質問された場合、グラフの2より右側の面積を求めるとその確率が計算できます。
t分布、χ²分布も同様です。t、χ²の値を決めると確率を求めることができます。
横軸の値はどうやって決めるの?
各分布の横軸の値はどうやって決めるのかというと、前回の記事で書いた検定統計量を使います。
本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。