EXCELで確率計算③ 二項分布のEXCEL関数で確率を計算。OC曲線も作れる。
どうもわださんです。
今日はEXCELを使った
1.二項分布の確率計算
2.OC曲線の作り方
を紹介します。
1.二項分布のEXCEL関数 BINOM.DIST
さっそく、二項分布のEXCEL関数を紹介します。
2.二項分布の確率計算する
では例題を使って、実際に確率を計算してみましょう。
<例>
不良品の発生率が0.006334%の部品Aがあります。
今は、部品Aのサンプルが100個あります。
この中に不良品が入っていない(不良品数が0個)の確率を求める。
エクセルで下記のように入力すれば確率を計算できます。
一番下の二項分布の確率ってのが答えです。
3.EXCELでOC曲線を作ってみる
<例>
今回はサンプル数100個、合格判定個数0個の時のOC曲線を作成します。
<ステップ1>
まずはOC曲線のグラフのもとになる確率を計算します。
試行回数をサンプル数、
成功数を合格判定個数、
成功率を部品の不適合品率とします。
部品の不適合品率はOC曲線の横軸に相当するので、
今回は0~10%までで0.5%間隔で計算します。
あとは下図を真似してみれば出来上がりです。
<ステップ2>
散布図でOC曲線を作る。
手順① グラフ化の範囲を選択します。今回はA4~B25の範囲を選択
手順② 挿入→グラフ→散布図→散布図(平滑線)を選択
上記の手順で下記のようなグラフができると思います。
これがOC曲線になります
本日は以上です。
最期まで読んでくださりありがとうございました。
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